ターキッシュエアラインズで 搭乗拒否!コロナウイルス流行の中、観光ビザでイタリアにフライトした話。
ターキッシュエアラインズでまさかの搭乗拒否にあいました。
なんともショッキングな出来事・・・
今回はその時の体験を紹介します。
コロナが現れてから、各国は鎖国をしておりました。そんな中、EUは2020年7月1日からシェンゲン圏外の14カ国を対象に、ビジネス、観光目的での外国人の受け入れを再開しました。
このニュースを聞き、当時の私はイタリアにフライトすることを決心。
イタリアへのフライト

購入予定の航空会社はターキッシュエアラインズ。
現時点でイタリアまでフライトできる選択肢の中で、一番飛行時間が短く、安価です。
まさか、有名なターキッシュエアラインズで搭乗拒否にあうとは、、、
コロナ禍での受け入れ再開の話は、オフィシャルで発表されたニュースだけれども、それでも少し不安が。。。 (だって、外国って本当にみんないろいろなことに対して適当なのだもの。)
念の為、日本のターキッシュエアラインズにフライトできるのか問い合わせました。
問い合わせの結果、フライト可能デス!とのこと。 よし、これで確認が取れた。
満を持してフライトに臨みます。 私が利用したフライトは、羽田発、イスタンブール経由、ローマ着です。
羽田空港にて
まずは羽田空港でのチェックイン。 コロナウイルスの影響で、機内持ち込み手荷物の重量が4キロまでの制限があります。 私は、機内持ち込み手荷物にパソコン2台、iPad、モバイルバッテリーなど、重量級の荷物を入れていた、プラス機内で使うものをかばんに入れていたので、余裕で重量オーバー。 本当は預け入れたくないけど、このご時世だから仕方無しに、パソコン1台、iPadをスーツケースに詰め込み、機内持ち込み手荷物クリア! (荷物が多い私。スーツケースに色々詰めても、手荷物が4キロをオーバーしてしまっていましたが、カウンターの優しいお姉さんがおまけしてくれました。ありがとう、お姉さん!) ローマまでのチケットを発券してもらい、出国審査へ。 自動化ゲートを進み、問題なく出国。 さー、あとはフライトするのみ!
まずは羽田空港でのチェックイン。
コロナウイルスの影響で、機内持ち込み手荷物の重量が4キロまでの制限があります。
私は、機内持ち込み手荷物にパソコン2台、iPad、モバイルバッテリーなど、重量級の荷物を入れていた、プラス機内で使うものをかばんに入れていたので、余裕で重量オーバー。
本当は預け入れたくないけど、このご時世だから仕方無しに、パソコン1台、iPadをスーツケースに詰め込み、機内持ち込み手荷物クリア!
(荷物が多い私。スーツケースに色々詰めても、手荷物が4キロをオーバーしてしまっていましたが、カウンターの優しいお姉さんがおまけしてくれました。ありがとう、お姉さん!)
ローマまでのチケットを発券してもらい、出国審査へ。
自動化ゲートを進み、問題なく出国。 さぁ、あとはフライトするのみ!
羽田〜イスタンブール間のフライト
羽田〜イスタンブール間はB787-9。 新しい飛行機で、機内も綺麗です。
窓のブラインドがなく、手元のボタンで明暗を調節できる!(と思う)
TVモニターも大きく、最新の飛行機の進化を感じました。

乗り心地はなかなか良いです。
機内食は、コロナウイルスの関係で、コールドミールが2回目提供されました。

ドリンクサービスはなし。 もちろん、アルコールもコーヒーも飲めません。しょぼん。
飲み物は、食事の時に、水とジュースを提供されました。
イスタンブール空港にて。搭乗拒否トラブル発生!
約12時間のフライトが終わり、イスタンブール空港に到着。
トランジットまで2時間半。 カフェに行ったり、テラスに行ってタバコを吸ったりと、のびのび過ごしました。 (喫煙者の憩いの場、喫煙所は【terrace】と書いてあるところにあります)
さて、搭乗時間も迫ってきました。 ゲートに行き、搭乗開始です。
ここで大きなトラブルが発生。
アテンダントの男が、パスポートと搭乗券を見るや、「イタリアのレジデンスカードは持っているか?」と聞いてきました。
私はイタリアに住んでいるわけではないので「持ってない」と答えました。
すると、男は「あんた、搭乗できないよ」と言い放ったのです!(英語で言ってたけど、そんな言い回しだった)
ここにきて、まさかのターキッシュエアラインズ 搭乗拒否。
私はおどろき、動揺しましたが、冷静になり、「そんなはずはない。イタリアは日本人に対して受け入れ再開している。確認してください。」と言いました。
すると、男は「いや、無理だ。今はコロナウイルスの関係でイタリアに君は入れない。だから搭乗できないよ。」
なにーーー?! そんなはずはないのです!
出発前にターキッシュエアラインズに電話で確認し、問題ないとの回答をもらったと言っても、男は「無理。飛べません。」の繰り返し。
何もわかってないんだなこいつと思い、色々攻め立てていると、「端によってください。そこで待ってて」と言われました。
男アテンダントから、女アテンダントに交代するも、「無理、あんた飛べないわよ。」と。
なに?これセリフなの?ってくらい、おなじことしか言わない女アテンダント。
繰り返しの搭乗拒否宣言に次第にイライラしてくる。。。
そして、端に寄せられる人が徐々に増えてきて、私の他に日本人一人、カナダ人一人、トルコ人一人、ウクライナ人二人、イタリア語を話す女性(国籍不明)が止められました。
みんなそれぞれ必死の抗議。 みんな航空券買ってチェックインも済んでて、搭乗口でハイだめ、乗れねーよって言われたら、そりゃ怒りますわ。
私ともう一人の日本人も粘り強く抗議。 もう一人の日本人は大使館からの証明書を持っていたので、それを見せつつ、問題ないはずだと主張しました。
しかし、女はパスポートを、つき返して、あなたたちはこの飛行機には乗れません。と言い放ったのです。
この時点で搭乗口のドアが閉められました。もう絶望でした。
でもここで諦めきれない、諦めたら試合終了!と、自分を奮い立たせて、最後のあがき(というか、私は悪くないのに!)を見せてやろうと思いました。
そして私は、この女では話にならないと思い、ほかのアテンダントの男性に交渉。
もう一人の日本人の子が持っていた、大使館からの証明書をみせ、「ここに日本は入国可能って書いてあるでしょ!」と言うと、男性は用紙を確認。その後、誰かに電話をし、少し経ったあと「乗っていいよ、早く行って」と!
はー?! お前らホントなんにも知らないで足止めしやがって! すみませんでしたの一言も言えないのか! って言いたかったのをグッとこらえて、「ありがとう」と言って飛行機に乗り込みました。
同じく抗議していたカナダ人も飛行機にのれたのですが、止められた他の方々は乗れなかったみたいです。
お気の毒です。ほんとに。
ターキッシュエアラインズのアテンダントは本当に何も知らないです。 これからターキッシュエアラインズでヨーロッパに入る方、くれぐれもご注意ください! そしてターキッシュエアラインズで搭乗拒否されても、自分の正しさを主張してください! (そもそも搭乗拒否される理由は現時点で、ありません。)
ターキッシュエアラインズのアテンダントの搭乗拒否のせいで、危うくローマにたどり着けないかと思いましたが、なんとか飛行機に乗り、最終目的地のローマへ出発!
イスタンブール〜ローマ間のフライト
機材はAirbus 321neo。 約2時間半のフライトです。
TVモニターは羽田〜イスタンブール間と同じモニター。
USB、イヤホンジャックがついています。
乗り込んですぐに、コールドミール。 サンドイッチとジュースとお水が出ました。

ローマに到着。フィウミチーノ空港にて入国審査
フライトは順調に進み、フィウミチーノ空港に到着。
イタリアには入国できるとのことで、在イタリア日本大使館のホームページでも確認済み。
入国の際に、自己宣誓書(在イタリア日本大使館のHPで翻訳したものを確認できます)を記入し、入国審査へ。
だがしかし、ここでも小さなトラブルが。
入国審査の際に、審査官がひとこと。
「君は入国できるかわからない」と。 私は内心「またか・・・」と呆れてしまいました。 入国審査官さえ、自分の国が出した政令を知らないのかと。
少し待っててと言われて、入国審査官が他の人に確認を取りに行きました。
5分くらい待って、入国審査官が戻ってきました。
なぜ入国が必要なのかと聞かれ、「私のパートナーの家族を助けなければならないので、入国しなければなりません」と答えました。
そして、滞在先の住所を確認し、入国審査完了。
イタリアの場合、来るもの拒まず的な風潮があるので、入国審査は問題ないと踏んでいました。 しかし、コロナウイルスの影響で、入国審査も多少厳しくなっているみたいです。 私と一緒にトルコでフライトアテンダントと戦った日本人の子も入国審査で止められていました。
全てが流動的でルールも完全ではない
気軽に海外渡航となるのはいつになることやら・・・
今の段階では、全ての状況が統制されておらず、担当者の知識に依るとことが大きい印象を受けました。
この混乱した状況の中フライトをしなければならない方は、できる限りの情報を自分で収集し、手元に持っておくと良いです。
そして、自分の正当性をしっかりと相手に伝えてください。
今後また状況が変化するかもしれないので、その都度最新の情報を確認されることをお勧めいたします。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。